医療法人 才全会

血管外科センターについて

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交通アクセス

 

当血管外科センターでは、血液透析のためのバスキュラーアクセス(VA)の診断治療を行っています。

 

血液透析導入予定の患者さんのVA作成や、維持透析中の患者さんのさまざまなVAトラブルに対して、経験豊富な血管外科医が診断・評価を行い適切な治療を行います。

 

手術室には外科用X線テレビジョン装置を設置しており、外科手術はもちろん血管造影(DSA)やカテーテルによる血管内治療も行っています。

 

治療は原則的に、局所麻酔下で日帰りです。

血管外科センター長 山村晋史

 

 

治療風景

(1)VAの治療においては、
  狭窄に関して患者さん・医療スタッフに苦痛が少ないこと
(2)できるだけ長期間かつ有効に使えること

を念頭におきます。また、

(3)患者さんのいろいろな負担をできるだけ少なくし、
(4)将来的にトラブルが発生・再発した場合の次の手段を予測しながら、
(5)血管内治療と外科手術のバランスの取れた治療を行います。

 

 

VA作成は、原則的にまず自己血管内シャント(AVF)を優先しますが、適した静脈がないなどAVF作成が困難な場合は人工血管シャント(AVG)を作成します。
狭窄に対しては、原則的にPTA(バルーンカテーテルによる経皮的拡張術)を優先して行いますが、頻回の治療を必要とする場合は、血管のつなぎ直しや人工血管の延長などの外科手術も積極的に検討します。カテーテル治療と外科手術を組み合わせたハイブリッド手術も積極的に行っています。その他のトラブルに対しても、人工血管移植や修復の必要性などを総合的に判断し、最適な治療方法を選択します。

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